目的
今、時代劇ドラマには、かつての元気がありません。
先達たちドラマ制作者が作り上げてきた伝統が消えゆこうとしています。
そんな中、私達若い世代が出来ることは、過去の時代劇ドラマを愛し、私達の新しいオリジナル時代劇を作ることだと思います。
そんな思いから、第一弾作品『研ぎ師伊之助深川噺』を書き上げました。
弊社作品が、ドラマCDのファンへ、声優ファンへ、時代劇ファンへ届くよう努めます。
そして、一家庭で、世代を越えて愛されることを願っています。
親から子へ、子から親へ。
おじいさんから孫へのプレゼントになど。
時代劇が、国民的文化であった価値は、ここにこそあると思っています。
これは、時代劇ならではの楽しみ方であり、時代劇だからこそ可能なことと信じています。
私自身、祖父からその素晴らしさを教えられ、両親と楽しさを共有してきました。
そんな想いを込めて、これからも作品を作り続けてまいります。
2019.5 山中勇人